【プログラミング – 初心者おすすめ書籍】作って覚える Visual C# 2019 デスクトップアプリ入門 #3

プログラミング

「C#でデスクトップアプリを学びたい!」「C#の文法は分かったけど、役に立つアプリケーションを作ってみたい!」という人が最初に手にするオススメの一冊を紹介します。サンプルアプリを中心として学べるのでより実践的なスキルが身に付けられます。 

書籍紹介

C#の文法は理解できたけど、実際に役に立つアプリケーション開発をしてみたい方への最初の一冊としては最適ではないでしょうか。

なぜ、オススメするのかというと、実際に使えそうなサンプルを中心に学べるからです。
その数は8個!

1、2個の紹介というのはよくあるのですが8個はなかなかないですねー。
さらに、サンプルそれぞれがが異なった視点で学べるのでこの1冊を習得したときは、かなりレベルアップするのでないかと。

プログラミングの説明や環境構築、オブジェクト指向の概念なども盛り込まれていますが一番は簡単なアプリケーションから少し複雑なアプリケーションまで開発ができます。

なお、プログラミングが初めて。そもそも、C#って何? という人はまずはプログラミングの入門が学べる書籍を1冊でいいので試してから本書に戻ってくるとよりいいかと思います。

初心者が学ぶC#の文法は以前に紹介した以下の書籍がオススメとなります。

基本的な操作が理解できたら、以下の7つのデスクトップアプリに挑戦します。

  • タイマー
  • 付箋メモ
  • 今日の占い
  • 間違い探しゲーム
  • 簡易Gmailチェッカー
  • Slack投稿
  • 間違いボール探しゲーム

付箋メモ、簡易Gmailチェッカー、Slack投稿なんかはクラウドワークスにも出てきそうな内容ですよね。 さすがに仕事になるともう少し手が込んでくるとは思いますが、とっかかりとしては十分なレベル。

プログラミングの上達はインプットだけでなくアプトプットも大事。 特に具体的なアプリ開発をするとモチベーションも下がらないしゲーム感覚で続けられるからいいですね。

最後の上級編では、「簡易家計簿」の開発になります。 この簡易家計簿では、実際に画面で入力した値をテキストデータとして保存します。内容としては実践に近いものになっていて、プログラマー1年目のサンプルアプリとしては十分な内容となっています。

効果的なサンプルコードの使い方は、サンプルアプリに1つ自分なりの機能改善・変更を加えるといいです。 コードに変更を加えるということは、まず元のソースコードを理解する必要があります。その上で自分の追加したい機能の変更を加えるので理解が深まります。

これを何十個も試すことで、できることがストックされていくんです。

実践は、このストックを組み合わせて作りたいアプリを実現すればいいんですよ。

おすすめの対象者

  • C#の文法を学んだことがある初級者
  • 他の言語は習得済み。Windowsアプリケーションの開発を学びたい方

評価ポイント

分かりやすさ:★ ★ ★ ★
難易度:
実務で使えるレベル:★ ★ ★

本書の内容が理解できれば、ことWindowsアプリケーションに関して言えば、実務のスタートラインに立てるようになると思います(ひとり立ちできるという意味ではありませんが)。

Chapter1. プログラミングの基礎
Chapter2. Visual Studio Community 2019の基本操作
Chapter3.オブジェクト指向 プログラミングの考え方
Chapter4.プログラム作成の基本を覚える
Chapter5.簡単なアプリケーションを作成する
Chapter6.デバッグモードで動作を確認する
Chapter7.「簡易家計簿」を作成する(前編)
Chapter8. 「簡易家計簿」を作成する(後編)
Chapter9. 「簡易家計簿」を作成する(応用編)
Chapter10. 最後に

さいごに

僕がプログラミンを初めて学んだ時もサンプルアプリを中心に新しい機能や知識を学んでいました。 当時は初心者向けに良質なサンプルが載っている書籍がほとんどなかったので、国内外問わずネットからをかき集めて自分なりにコードをアレンジしてたものです。

やはり、プログラミンは役に立つものを作って初めてその価値が出てくるかと思います。
本書を1冊やり切ることで、その実感が湧いてくると確信します。

ぜひ挑戦してみてくださいー。

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