ことの始まり
あなたには『スーパーマリオ』で遊んでいるお兄ちゃんがいます。お兄ちゃんの横で座ってゲームを見ていました。最初は面白そうだと大人しくしていましたが、徐々に我慢できなくなり「私にもやらせて!」と言い放つと無理やりコントローラを奪ってしまいました。
「……でどうやるの?」
とお兄ちゃんに聞きます。
当然、お兄ちゃんは怒りますが、すかさずお母さんが「お兄ちゃんなんだから優しくしなさい!」を発動します。しぶしぶ「スーパーマリオ講座」の始まりです。
初めての挑戦
あなたは満足気にゲームをスタートして(スタートしてもらい)、教えられた通り “右” を押して進みます。しばらくしない内にクリボーが迫ってきます。「Aボタンを押して!」とお兄ちゃんは叫びますが、どうしていいか分からずクリボーに激突して死んでしまいます。「このボタンを押すとマリオがジャンプするから、それでクリボーを踏むんだよ」とお兄ちゃんが教えてくれました。よく分からないけど、とりあえずやってみましょう。”右” ボタンを押して進んでいくと、またクリボーが現れました。いよいよです!「A」ボタンを押す時、あなたも身体を浮かしながらマリオと共にジャンプ!しかしタイミングが合わずまた死んでしまいました。
何回かチャレンジするるとクリボーを撃退、または避けることができるようになり、初めてスーパーキノコを食することになります!歓喜の瞬間ですね。
楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、「30 分経ったからゲームは終わりにしなさい」とお母さん。遊び足りないあなたは文句を言いますが、納得がいかないお兄ちゃんは大激怒です。さて、明日はどうやって遊びましょう。
ご託
『スーパーマリオ』のような単純なゲームにも沢山のルールがあります。
- 十字キーの “右” か “左” を押すと、右または左に進みます
- 十字キーの “上” を押すと、ツタを登ります
- 十字キーの “下” を押すと、しゃがんだり、土管に入ったりします
- 「A」ボタンを押すと、地上ではジャンプして、水中では少し浮上します
- 「B」ボタンを押しながら左右に進むとダッシュします
- ファイアマリオの状態で「B」ボタンを押すと、ファイアボールを発射します
- ほとんどの敵を踏むことはできますが、トゲゾーやパックンフラワー、クッパは踏めません
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プログラミングにも沢山のルールや、その他に “変数”、”関数” といった概念があります。しかしゲームと同じで、それら全てを覚えなくてもプログラミングに挑戦することはできます。繰り返し考え、実践し、結果を知り、また挑戦する中で徐々に覚えていきましょう。
これから始まる『Python の勉強 スロットゲーム編』では、150 行程度の簡単なプログラムが初めから用意されています。それを少しずつ改良していく中でプログラムを学んでいきます。記事中の説明・課題になくても「ここを変えたらどうなるんだろう?」と思ったことは積極的に試してみてください。思った結果が得られなくても、挑戦した数だけチカラになります!
最後に……
ちなみに私が一番好きなゲームは『グランディア』です。『グランディア』好きの人は是非、コメントください。
にじさんじ VTuber のニュイ・ソシエールさんの実況プレイもお気に入りです。
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