【プログラミング – 初心者オススメ書籍】確かな力が身につくC#「超」入門 第2版 #2

確かな力が身につくC#「超」入門 第2版 プログラミング
確かな力が身につくC#「超」入門 第2版

 C#を少し触った事があるけど基礎から学び直したい。
C#の文法は出来るようになったけど、実際アプリでどのように使っていけばよいのか、Windowsアプケーションをもっと理解したい! といった方にオススメの書籍です。

書籍紹介

プログラミング開発環境の構築方法から、C#の文法基礎、簡単なWindowsアプリケーションが作れるようになるまでの必要な一連の流れを学ぶことができます。

しっかりとポイントを押さえて書かれているので、C#の開発経験がある人で、理解があやふやだった知識もしっかりと身に付けることができます。

図を入れての解説が多いのもうれしいですね。プログラミングの初心者、初級者は当然ながら、他の言語を学んできて、C#やWindowsアプリケーションが初めてというかたにもオススメの一冊です。

そもそも、Windowsアプリケーションってなに? と思う人もいるかもしれない。 ざっくり言えば、Windows上で動くアプリケーション(電卓、メモ帳、Excel、Wordなど)は全てがWinodwsアプリケーションになります。 

最後の章では実際に5つのWindowsアプリケーションを開発することでより理解が深まることは間違いなしです。

ちょっと見たけど、難しそうと感じた方は、前回紹介した書籍から始めてみてから本書にチャレンジすると、よりいっそうプログラミングの楽しさが分かるかと思います。

プログラミングで一番挫折しない方法は楽しく学ぶことですから。

オススメのターゲット層

  • プログラミング未経験者(※比較的時間が取れる人)
  • プログラミング初心者、初級者
  • プログラミングで挫折してしまった人

評価ポイント

分かりやすさ:★★★★★
難易度:
実務で使えるレベル:

C#の文法からはじめてWindowsアプリケーションが作れるようになるために必要な最低限の知識が、段階的に身につくように本書を作りました。
大きく分けると次の3つに構成されている
  ・文法の章
  ・オブジェクト指向の章
  ・Windowsアプリケーションを作成する章

確かな力が身につくC#「超」入門 第2版

本書の内容が理解できれば、ことWindowsアプリケーションに関して言えば、実務のスタートラインに立てるようになると思います(ひとり立ちできるという意味ではありませんが)。

Chapter1. イントロダクション
Chapter2. 開発環境の準備

 C#や開発統合環境(Visual Studio)の概要説明を紹介しています。開発環境においてはMac上でのインストール方法も載っていますね。

Chapter3. C#の文法
 C#の文法といっても全てを把握するのは相当の時間が必要となります。 Chapter3 では、Chapter6以降で紹介するWindowsアプリケーションの開発に必要な文法にしぼった紹介をしています。

必要な機能や実装に合わせてそのつど吸収していけばいいのでこの進め方は初級者にとっては無理なくできるかなと思います。

前回紹介した、書籍 を学んだひとであればちょうど良いレベルの復習になるのでより確実に身につけられると思います。

Chapter4. オブジェクト指向
 プログラミングを始める人が一番最初につまづいてしまうポイント。 ここは、「クラスとインスタンス」だけでも理解できれば初心者レベルは抜けたかなぁーと思います。

カプセル化、継承、ポリモーフィズムは難しいと感じたのであれば、とりあえず先に進みましょう。
重要なところはこの後も何度も出てくるので、その度にコードを見ていくことで理解できるようになりますので。

カプセル化、継承、ポリモーフィズム はどれも重要なものでありますが、使いこなすには相当量の経験が必要です。

実際の現場でもちゃんと、先のことを考えて作れる人は多くはいません。今はなんとなく分かれば十分。

Chapter5. C#応用編
 C#の応用編はデータのコレクションについて説明しています。 データを扱うアプリケーションでは必ず必要となるのでしっかりと身につけておきたいところ。

ただ、途中LINQ(リンク)やラムダ式というのが出てきますが、理解するのには少し時間がかかるのでここでは、さらっと流す感じで進めてください。

Chapter6. Windowsアプリケーションの作りの基礎
 6章では、「Hellow、World!」をWindowsアプリケーションで作っています。
簡単なようで、Windowsアプリケーション開発をするための以下の重要事項が詰まっています。

・コントロールの配置
・イベントの追加(※ボタンをクリック!とか)
・イベントに応じた処理を書く

Chapter7.Windowsアプリケーションの作成
 最後はがっつりとアプリケーション作成です。 その数は5つ。

  1. 消費税計算機 ~アプリケーションで計算処理~
  2. 電話帳アプリ ~ファイルからデータを取得する~
  3. 天気予報アプリ ~ウェブから情報を取得する~
  4. 書籍管理アプリ ~表形式でデータを管理する~
  5. ドローアプリ ~複数のフォーム画面を使ったアプリケーション~

ファイルや、外部連携、データベースなど実務でもすぐに役立つ情報です。身につけることができたらかなりレベルアップすること間違いなしです。

ちゃんと理解できなかったとしても、Windowsアプリケーションってこんな感じなんだーって事が分かれば十分。


 

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